「積極的にリバウンドを取りに行って、チームを助けたかった」
ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズは、現地6月10日に行われたセルティックスとのNBAファイナル第4戦でチーム最長となる43分間プレーし、17得点16リバウンドの大活躍を見せた。チームも107-97で勝利してシリーズ戦績を2勝2敗のイーブンに戻し、ホームに戻って第5戦を迎える。
今シリーズで平均8.5リバウンドを記録しているウィギンズは、第4戦の第4クォーターだけで6リバウンドを記録した。レギュラーシーズンでの1試合平均4.5リバウンドを大きく上回るペースでリバウンドを拾い続けている彼は「勝ちたいんだ」と試合後の会見で語った。「リバウンドは試合で重要なパートを占めている。僕は勝ちたいんだ。ウチはスモールラインナップでプレーする時間帯もあるから、インサイドに入ってリバウンドを取って、チームの勝利に貢献したい」
セルティックスに試合をコントロールされていた試合序盤を耐えて、形勢を逆転させられた要因を聞かれたウィギンズは「前の試合で、相手にリバウンドで上回られて、オフェンスリバウンドも多く取られてしまった。今日は積極的にリバウンドを取りに行って、チームを助けたかった」と答えた。
チームの勝利に貢献したウィギンズは、 第3戦で痛めた足の状態が不安視されたものの 、第4クォーター終盤のクラッチ3ポイントシュートを含む43得点を決めたステフィン・カリーを称賛することも忘れなかった。「ステフがボールを持っている時は、どういう結果になるか見ているだけの場合がある。彼はゾーンに入れる選手で、全員を乗せられるからね」
そしてウィギンズは「コートに立てば、ステフはステフ」とも続けた。「どのチームが相手でも、彼のフィーリングに関係なく、ステフはステフ。コートに立った瞬間、彼は準備を整えている。これからも今日の試合のように圧倒してくれるはずさ」