ケビン・デュラント

引退を決断したオルドリッジには「殿堂入りに値する」

現地16日にホームでホーネッツと対戦したネッツは、ケビン・デュラントが25得点11アシスト、ジョー・ハリスが9本中6本の3ポイントシュートを含む26得点でオフェンスを引っ張り、130-115で勝利した。

右ハムストリングの負傷が長引くジェームズ・ハーデンが欠場を続ける中、この日はデュラントが司令塔としても活躍。アシストが増えたことについて、デュラントは「試合の流れやリズム次第だね」とコメント。「チームメートが点を決めてくれたこともあるし、彼らのおかげだね。いずれにしても、ペイントを攻める積極性を出せたし、試合を通して良い判断ができたとは思う」

プレーメーカーとしても一流のデュラントだが、「自分はスコアラー」という部分は揺らがない。

「それなりに経験を積んでいるから、様々な状況に対応できる。でも、僕はあくまでスコアラーだ。自分がアグレッシブに点を決めに行くことで、チームメートが空くし、みんながオープンな状態でシュートを打てる。このリーグで長くやっているから、様々なディフェンスやセットプレーについては把握できている」

先日、健康問題を理由に突然引退を表明したラマーカス・オルドリッジについて聞かれたデュラントは「驚いたけど、その決断を尊重したい」と語る。「引退のことは発表の前日に直接聞いた。彼の15年のキャリアは殿堂入りに値すると思うよ」

「試合でテキサスを訪れると、彼がいろいろとお世話してくれたことを覚えている。そんな彼のキャリア最後の試合をチームメートとしてプレーできたことは信じられない。まさかとは思ったけど、健康を優先する決断は正しいよ」