絶対に負けられない状況でついにディフェンスが機能
現地1月17日、レイカーズは接戦の末にジャズを101-95で下し、連敗を3で止めた。
レイカーズは前日のナゲッツ戦に96-133で大敗。その試合を現地で観戦していたレイカーズOBのマジック・ジョンソンは「努力や緊迫感がもっと必要だ」と苦言を呈した。レジェンドの発言に対し、ラッセル・ウェストブルックはノーリアクションを貫いたが、レブロン・ジェームズは会見そのものを回避した。そして、レブロンは自身のTwitterで「みんなに謝る。そして我々はもっと良くなることを約束する」とファンに向けてメッセージを送った。
不穏な空気が漂う中で迎えたジャズ戦。レイカーズは課題だったディフェンスを改善し、リーグ最強のオフェンス力を誇る相手を100点以下に抑える大きな勝利を手にした。指揮官のフランク・ボーゲルもディフェンスでの勝利を強調した。「リーグNo.1のオフェンスチームを封じ、我々はついに安定したディフェンスを披露した。すべての局面で良い仕事ができたよ。このようなプレーをすれば、誰にでも勝てるということは分かっている。しかし、まだ十分に安定していなかった。この試合は大きな教訓となった」
10日間契約を結んだばかりのスタンリー・ジョンソンは9本中7本のフィールドゴールを成功させ、ベンチから15得点を記録。ルディ・ゴベアを相手に果敢にアタックし、第4クォーターで10得点を固めた彼のパフォーマンスは逆転勝利に欠かせなかった。「僕はエネルギーをもたらし、さまざまな方法でゲームに影響を与えるためにここに来た。今日はディフレクションも良くて、アクティブに動くことができたし、結果的に良いプレーができた。良い気分だよ。僕たちは多くのものを注ぎ込んでいるんだ」
ゲームハイの25得点に加え、7リバウンド7アシストを記録したレブロンは自身の謝罪ツイートについてこのように言及した。「ナゲッツ戦、グリズリーズ戦の後半、僕たちの努力とエネルギーは必要なレベルになかった。自分たちの能力を発揮できていなかった。このチームのリーダーとして僕はその責任を負い、レイカー・ネイションに知らせていたんだ」
なんとしても連敗を避けなければいけない状況でジャズを撃破したレイカーズだが、このパフォーマンスを継続しなければチームが変わったことを証明できない。レブロンもそのことを理解し、真価が問われるペイサーズ戦に向け、このように意気込んだ。「今日のプレーは最高だった。水曜日(ペイサーズ戦)はこれまでとはまた違う挑戦となる。何が起きるかだろうね」