ここ5試合で平均ダブル・ダブルを記録
現地1月5日、ラプターズはバックスと対戦し、前半は68-77とビハインドを背負っていたが、第3クォーターを24-11と圧倒して逆転し、最終スコア117-111で勝利した。
バックスは、パット・カナートン、ジョージ・ヒル、グレイソン・アレンの3選手と指揮官のマイク・ブーデンフォルツァーが健康安全プロトコルにより欠場し、エースのヤニス・アデトクンボが体調不良のために欠場した。それでも、前半は15得点を挙げたデマーカス・カズンズやドリュー・ホリデーを中心としたオフェンスが機能し、前半の今シーズン最多得点に並ぶ77得点を挙げた。
しかし、ラプターズの指揮官ニック・ナースが「ウチの選手たちは前半の感じを引きずらずに、良い仕事をしてくれた」と語ったように、ラプターズは第3クォーターで逆転に成功した。「ロッカールームで『9点差で済んだのは幸運だ』とみんなに話したよ。ゲームをひっくり返せるかどうかの問題があったからね。私たちはチームで励まし合ってディフェンスのインテンシティを上げた」
ナースが語ったように、後半になるとハリーバックしてディフェンスの強度を上げたラプターズは、第3クォーターのバックスのフィールドゴールを22本中わずか3本の成功に留めた。92-88で迎えた最終クォーターは、パスカル・シアカムやギャリー・トレントJr.の活躍もあり、開始4分半でリードを2桁に広げた。その後、バックスの猛攻を受けたが、ラプラーズは見事に逃げ切った。
この試合で、シアカムが33得点5リバウンド6アシスト3スティール1ブロックを記録し、OG・アヌノビーとトレントJr.がともに22得点をマークした。
特にシアカムは健康安全プロトコルから復帰して以降の5試合で平均24.8得点、11.2リバウンドと好調を維持している。ナースはここ最近のシアカムについて「彼はスーパーハイレベルでプレーしている」と称えた。「彼のパス、リバウンドはとても良い。今日は5リバウンドだけだったが、良かったと思う。私が思うに、彼はたくさんの良いプレーをしているからね。今日だって大きなショットを決めてくれたし、間違いなく彼はそういう高いレベルでプレーしている」
ラプターズはこれで4連勝を記録し、東カンファレンス9位から7位に浮上している。