バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにしている『トークルーム』。今回は昨日行われた皇后杯で前人未到の9連覇を成し遂げたENEOSサンフラワーズについて語っています。

ENEOSは決勝戦でデンソーアイリスと対戦し、86-62で快勝しました。『女王強し』という印象を与えた決勝戦となりましたが、完全復活を遂げた渡嘉敷来夢選手のコメントが良かったので紹介しています。

渡嘉敷選手にとって皇后杯は、決して忘れることのできない大会でした。昨年の皇后杯ベスト8を決める試合で右膝前十字靭帯断裂の大ケガを負ってしまい、それ以降、チームメートに声援をお送ることしかできませんでした。チームは渡嘉敷選手のために一致団結して8連覇を達成しましたが、渡嘉敷選手自身は何もできない歯がゆさに苛まれました。だからこそ、優勝を手にした渡嘉敷選手は「本当に今日、勝てて良かったと思います。去年、優勝はしましたが、私自身は悔しい思いが残っていました。やっとここでその思いが吹っ切れました」と、喜びを語りました。

そして、決勝戦では39分間のプレータイムで19得点18リバウンド7アシストと驚異的なスタッツを残し、2大会ぶり11回目の大会ベスト5にも選出され、1年前の悪夢を見事に吹っ切りました!