ケビン・デュラント

ルーキーを称賛「若い選手が活躍する姿を見られるのは、うれしいものだよ」

現地12月16日にホームでセブンティシクサーズと対戦したネッツは、ケビン・デュラントが34得点11リバウンド8アシストでチームを牽引し、114-105で勝利した。

ネッツは、ジェームズ・ハーデン、ポール・ミルサップ、ラマーカス・オルドリッジを含む5選手が健康安全プロトコルの影響で出場できない状況が続く中、デュラントが若手を引っ張り4連勝をマークしている。

ここ3試合のデュラントのパフォーマンスはまさにシーズンMVP級で、ピストンズ戦では51得点、ラプターズ戦ではトリプル・ダブル(34得点13リバウンド11アシスト)、そしてシクサーズ戦では勝負どころの第4クォーターだけで13得点を決めて勝利に貢献した。

試合後の会見で、主力不在の影響を聞かれたデュラントは「特別なことはしていない。自分のプレーをしているだけ」と答えた。「プレーするのは大好きだし、目の前の試練に立ち向かって、試合に勝つのも大好きだからね。チームの全員が高い熱量を持ってプレーしているから、僕が声を出して引っ張っているわけでもない。全員でコミュニケーションを取りながらやっている」

デュラントは、先発出場したデイビッド・デュークJr.、ベンチから出場したキャム・トーマス、デイロン・シャープ、ケスラー・エドワーズなど、ルーキーたちの活躍を称えた。「彼らはこのリーグでプレーするのを目標にやってきた。主力、ローテーションプレーヤーが不在でチャンスを得て、力を示している。必要以上のプレッシャーを感じずにやれている。チームにとっても意味のあることで、今はとても良いバランスでやれていると思う」

「若い選手が大事な試合でプレータイムを与えられるのはとても良いこと。非常に高いレベルのディフェンスもできていたし、これはチームにとっても大きい。シクサーズやラプターズのように結果を残している強豪を相手に、若い選手がプレーできたのは今後チームの力になる」

「若い選手たちも気負いすぎず、神経質になりすぎずにできていた。彼らを助けるのは僕たちベテランの務め。若い選手が活躍する姿を見られるのは、うれしいものだよ」