レブロン・ジェームズ

前日には高校生の息子の試合を観戦「力をもらった」

現地12月12日にホームでマジックと対戦したレイカーズは、第3クォーターに23-0のランを決めてリードを広げ、106-94で勝利した。

勝負を決めた第3クォーターだけで14得点、試合を通して30得点11リバウンド10アシストのトリプル・ダブルをマークしたレブロン・ジェームズは「試合の流れをウチに持っていくことができた。オールラウンドな素晴らしいパフォーマンスだった」と、36-10と圧倒した第3クォーターのチームパフォーマンスの手応えを語った

下位のチーム相手とはいえ、ここ2試合のレイカーズは結果に加えて内容も伴っている。以前から繰り返し主張しているように、レブロンは「チームとしてコート上でプレーする時間が増えれば、お互いのことがさらに理解できるようになる」とコメント。「一緒に長くプレーする時間が増えれば増えるほど、たとえ目を瞑っていたとしてもどこに誰がいるのかが分かるようになる。これからも全員のプレータイムを増やして、チームのゲームプランを実行して良い結果を残したい」

試合前日、レブロンは高校生の長男が出場した試合を観戦するためアリゾナにいた。この24時間で長距離を移動しながらもトリプル・ダブルでレイカーズに勝利をもたらせた要因を聞かれると「息子のプレー、息子のチームのプレーに影響されたし、彼らから力をもらえた。もちろん、昨晩から今朝までしっかり眠れたのも大きい」と語った。

「週末の試合を楽しんでくれたファンからもエネルギーをもらえているし、僕たちもファンに良いエネルギーを返せている。それに、チームメート同士でもエネルギーを与え合っている」とレブロンは続けた。

レイカーズのプレーが改善されたかどうかは、次戦からの敵地3連戦(マーベリックス、ティンバーウルブズ 、ブルズ)、ホームに戻ってのサンズ、スパーズ、そしてネッツとのクリスマスゲームではっきりするだろう。

負傷欠場中のアンソニー・デイビスが復帰するまでに、さらにチームパフォーマンスを上げられるかどうか、これからの戦いにも注目したい。