渡邊雄太と八村塁だけじゃない! 日本代表が全員バスケの逆転劇で難敵イランを撃破

2018/09/17
日本代表
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男子日本代表

文=鈴木健一郎 写真=鈴木栄一

後半に走る展開を作り、アジアの強豪イランを圧倒

バスケットボール男子日本代表は今日、ワールドカップアジア2次予選のカギとなる試合、ホームでのイラン戦を70-56で勝利した。

立ち上がりは日本代表のバスケを研究してきたイランにリードを許す。渡邊雄太と八村塁のゴールへのドライブを封じられ、ブロックショットを狙う日本のディフェンスが読まれてパスアウトからの3ポイントシュートを次々と決められた。

それでも第2クォーターに、アイラ・ブラウンと竹内譲次が身体を張ったプレーでイランの勢いを止めて、富樫勇樹や比江島慎が繋いで苦しい時間帯を乗り切ると、後半に日本の『走るバスケット』が爆発する。人もボールも早く動かしてシュートチャンスを作り、渡邊と八村に合わせて8-0のランで逆転。ディフェンスからのトランジションも出始めて一気に突き放した。

イランもアジアの強豪の意地で、フィジカルを生かした強度の強いプレーで反撃を試みるが、日本も一歩も引かない。日本は10点から14点前後のリードがあっても守りに入るのではなく、常にアグレッシブにリングに向かうことでファウルも取ってイランを勢いに乗らせなかった。

残り30秒、八村の豪快なダンクが決まって70-56とし、勝負アリ。ワールドカップ予選はこれで4連勝、日本は通算成績を4勝4敗のタイとした。

ヘッドコーチのフリオ・ラマスは、「後半になると選手たちのディフェンスに効果が出てきて勝つことができた」と勝因を語る。第1クォーターに6本中4本を決められた3ポイントシュートを第2クォーター以降は17本中成功わずか2本に抑え、日本を研究してきたイランに対し、試合中にアジャストして上回った対応力が光った。

またカザフスタン戦では渡邊と八村ばかりが目立つ勝利だったが、今回はチーム全員が持ち味を発揮したという意味で、より価値のある勝利だと言える。

次回のWindow5は11月30日にカタールと、12月3日にカザフスタンとのホーム2連戦。ここで勝ってワールドカップ出場を引き寄せたいところだ。