アンソニー・デイビス

「自分たちがアンダードッグのつもりでやらないといけない」

レイカーズは現地12月9日のグリズリーズ戦を95-108で落とし、再び勝率5割となってしまった。

レブロン・ジェームズは20得点10リバウンド10アシストでトリプル・ダブルを記録したものの勝利に導くことはできず「試合に負ければ腹も立つ。もっと良いプレーをしないといけない」とコメントした。

22得点を挙げたアンソニー・デイビスも、なかなか波に乗れないシーズンを「一歩進んで二歩下がっている。このままではいけない」と形容している。優勝候補に相応しいプレーができているかと聞かれたデイビスは「できている時もあるけど、今日は違った。最大の問題は安定感がないことだ」と答えた。

「ボストン(セルティックス)では素晴らしいプレーができた。優勝を目指すには、もっと安定したプレーをしないといけない。そのためには試合に臨む意識も大切だ。全員が最高のショットを打たないといけないし、シュートミスを怖がっても、気にしてもいけない。僕たちでコントロールできるのは守備だ。リーグトップ5に入る守備をしたいのに、今はできていない。その部分も早急に改めないといけない」

「今日がシーズン26試合目だったけど、順位は西カンファレンス6位。一歩進んで二歩下がっている。このままではいけない。できるだけ早く問題を解決しないといけない」

現状に危機感を抱くデイビスは「もっとガムシャラにやって、フィジカル色ももっと強く出して、自分たちがアンダードッグのつもりでやらないといけない」と続けた。

また、今シーズンのチームの鍵を握るレブロンとラッセル・ウェストブルックとのバランスについて聞かれたデイビスは「誰の調子が良いとかは関係なくて、それぞれが一緒に乗っていかないといけないし、お互いの力に変えないといけない」とも答えた。

「上手くやれている試合もあれば、良くない時もある。誰の状態が良くてもボールを回して、全員がリズムをつかんでやらないといけない。個人的には、今後良くなると思っている」