サンズ

次戦はリーグ首位を走るウォリアーズと対戦

現地11月27日、サンズは113-107で東カンファレンス首位のネッツを下し、球団記録まであと1勝となる16連勝を記録した。

第1クォーターだけで16得点を挙げたデビン・ブッカーの活躍もあり、34-20と序盤からサンズが主導権を握った。試合を通じてネッツのケビン・デュラントに39得点7アシストを許したものの、サンズは一度も逆転されることなく、113-107で勝利している。この試合ではブッカーが3ポイントシュート6本中4本成功を含む30得点と4アシスト1スティール、クリス・ポールが22得点8リバウンド5アシストを記録した。

ポールはサンズが連勝街道に乗っていることについて「最終的な目標はチャンピオンになること」としつつも、「レギュラーシーズン中の小さな勝利を楽しまなかったら、いったい何を楽しむって言うんだ?」と、やや頬を緩めてコメントした。

これでサンズは、ロード4連戦を全勝で終えた。指揮官のモンティ・ウィリアムズは「私たちは、向上性について話してきた」と言う。「選手には楽しんでもらいたい。ただ、コーチとしての私の仕事はプログラムの管理人として、いろいろと改善し続けなければいけない。私たちの目標はチャンピオンになることだけど、私たちのミッションは良くなり続けることだ」

また、この試合では、ミケル・ブリッジズが13得点6リバウンドに加えて、キャリアハイの7スティールを記録。特に多くの時間でマッチアップしていたジェームズ・ハーデンを12得点に抑えて、チームの勝利に貢献した。

ブッカーはディフェンスでチームに勢いを与えたブリッジズを「感動したよ。ファーストチームだね」と称えた。「僕たちはサイドラインでそう叫んでいたんだ。オールディフェンシブ・ファーストチームだ。彼はウチのすべての勝利に貢献してくれている。それがスタッツシートには表れなくてもね」

サンズは現地11月30日に、リーグ首位を走るウォリアーズをホームに迎える。ブッカーは「楽しみだよ」と、次戦に向けて語った。「プレーオフではないけど、NBAで最高の成績を残している2チームの対戦はエネルギーに満ちたものになるだろうね。楽しいゲームになると思う」

ウォリアーズとの対戦を制して、サンズは2006-07シーズンに記録した球団記録の17連勝に並ぶことができるか注目だ。