愛用のKobeモデルをプレゼントされテンション爆上がり
サンダーのジョシュ・ギディーは、NBA1年目からローテーションに入り、平均得点でも新人8位となる10.8得点、同1位の5.8アシストを記録するなど存在感を発揮している。
そのギディーが活躍できている要因は、足元に関係しているのかもしれない。『ESPN』によると、ギディーはシーズン開幕前に思わぬプレゼントをチーム関係者からもらったという。
NIKEのKobeモデルを愛用しているギディーだが、今年の4月に故コービー・ブライアントとNIKEがエンドースメント契約を終了した関係で、コービーモデルは生産終了となった。NBA選手の間でもKobeモデルを愛用していた選手は多く、生産終了が発表されてから買い漁る選手も少なくないという。
足のサイズが平均30cmから40cmとされるNBA選手に合うKobeモデルを探すのは簡単ではなく、ギディーも1足に1500ドル(約17万円)も払って購入したとのこと。そんな折にサンダーの用具係から、チームの倉庫でサイズ13.5(31.5cm)の『Kobe 8システムTB』を5足発見したとの連絡をもらったギディーは「嘘でしょ!? 今すぐ行ってもいい?」と大慌て。急いで練習施設に向かい、サンダーカラーのシューズを受け取った。
このシューズは、2013-14シーズンにサンダーに所属したデレック・フィッシャーのために用意されたもので、倉庫で眠っていたようだ。
コービーの親友であるフィッシャーのために用意されたシューズで、しかも探していたKobeモデルという偶然が重なり、ギディーのテンションも一気に上がったのは容易に想像がつく。
『ESPN』によれば、コービー側とNIKEは新たな契約を結ぶ可能性もあるため、再びKobeモデルが市場に出回るようになるかもしれない。だがそれまでは、NBA選手であっても高額な金額を支払って購入するか、持っているストックを丁寧に履いて使い続けるしかない。
クリスマスプレゼントを前にした子供のように「これ、みんなもらっていいの?」と喜んだというギディーは、5足のKobeモデルを大事に履き続けるに違いない。