ブルズでヘッドコーチを務めたジム・ボイレンが予選の指揮を取る
2023年のワールドカップに向けた予選がスタートするのはアジアに限らない。東京オリンピックで金メダルを獲得したアメリカは、11月28日にキューバ、29日にメキシコと対戦する。
今回のチームを率いるのはジム・ボイレン。ロケッツのアシスタントコーチを長く勤め、いくつかのチームを経た後にブルズを率いることになったが、ザック・ラビーンを始め主力選手の支持を得ることができずに早期解任の憂き目を見ている。ボイレンは「国を代表して戦う機会を得て、謙虚に頑張りたい」とコメントしている。
合宿に参加する12名の選手も発表され、この中にはウォリアーズでNBA優勝の経験もあるジョーダン・ベルが含まれている。ほとんどの選手がNBA経験のある、Gリーグでプレーしている選手。彼らは11月20日からヒューストンで代表合宿を行い、メキシコへと移動して2試合を戦う。その後は来年2月と7月にも1次ラウンドを戦い、2次ラウンドへと進む予定だ。
ベルは昨シーズンにウィザーズとウォリアーズに所属したが、自らの居場所を勝ち取ることができず。今オフはホークスのトレーニングキャンプに参加したものの、開幕前に解雇されている。現在はウォリアーズ傘下のGリーグチーム、サンタクルス・ウォリアーズに所属。NBA復帰に向けた挑戦の途中だが、チームUSAのユニフォームを着てプレーする機会を与えられた。