男子日本代表

11月27日と28日、ゼビオアリーナ仙台で中国と2試合を戦う

日本バスケットボール協会は今日、11月27日と28日に行われるワールドカップ予選Window1の中国との2試合に向けたバスケットボール男子日本代表の合宿招集メンバーリストを発表した。女子の日本代表を率いて東京オリンピックで銀メダルを獲得したトム・ホーバスが男子へと移り、最初の代表活動となる。アシスタントコーチは前田顕蔵(秋田ノーザンハピネッツのヘッドコーチ)、佐々宜央(宇都宮ブレックスのアシスタントコーチ)、勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダースのアシスタントコーチ)が就き、25選手が招集された。このうち川真田紘也を除く24人がWindow1の予備登録メンバーとなっている。

このうち東京オリンピック出場メンバーは比江島慎、張本天傑、富樫勇樹、ベンドラメ礼生、シェーファー・アヴィ幸樹の5人。前ヘッドコーチのフリオ・ラマスの下で東京オリンピックに向けて始動した際の最初の代表候補32名のうち、今回選ばれたのは11名だけで、その顔ぶれは大きく入れ替わった。

とはいえ30歳を過ぎたベテランも多く、また22歳の西田雄大が最年少なのも変わらない。『世代交代』を推し進めたわけではなく、海外組を招集できない状況でBリーグでの活躍がホーバスの目に留まった選手が合宿に呼ばれたと見るべきだろう。多くの選手に合宿参加のチャンスを与え、競争の中でチームを作り上げていくのが女子の時から一貫したホーバスのスタイル。竹内公輔や比江島のように代表経験豊富な選手もいれば、初招集の選手もいる中で、今月末にどんなチームが生まれるのかが楽しみだ。

ワールドカップ2023アジア地区予選Window1 合宿招集メンバー25名

竹内公輔(PF/206cm100kg/宇都宮ブレックス)
古川孝敏(SG/190cm92kg/秋田ノーザンハピネッツ)
岸本隆一(PG/176cm75kg/琉球ゴールデンキングス)
比江島慎(SG/191cm88kg/宇都宮ブレックス)
アキ・チェンバース(SF/190cm85kg/群馬クレインサンダーズ)
ルーク・エヴァンス(C/203cm100kg/ファイティングイーグルス名古屋)
藤井祐眞(PG/178cm75kg/川崎ブレイブサンダース)
須田侑太郎(SG/190cm87kg/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
張本天傑(SF/198cm100kg/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
森川正明(SF/191cm86kg/横浜ビー・コルセアーズ)
野本建吾(PF/201cm101kg/群馬クレインサンダーズ)
富樫勇樹(PG/167cm65kg/千葉ジェッツ)
ベンドラメ礼生(PG/183cm83kg/サンロッカーズ渋谷)
原修太(SF/187cm96kg/千葉ジェッツ)
安藤周人(SG/190cm88kg/アルバルク東京)
斎藤拓実(PG/172cm69kg/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
今村佳太(SF/191cm92kg/琉球ゴールデンキングス)
マシュー・アキノ(C/205cm100kg/信州ブレイブウォリアーズ)
エリエット・ドンリー(PF/198cm91kg/大阪エヴェッサ)
ザック・モーア(SF/198cm95kg/大阪エヴェッサ)
寺嶋良(PG/179cm77kg/広島ドラゴンフライズ)
シェーファー・アヴィ幸樹(C/206cm107kg/シーホース三河)
岡田侑大(SG/189cm80kg/信州ブレイブウォリアーズ)
川真田紘也(C/202cm102kg/滋賀レイクスターズ)
西田優大(SG/190cm90kg/シーホース三河)