ステフィン・カリー

「毎試合で正しい方向に進めている」

現地11月12日、チェイス・センターで行われたブルズvsウォリアーズの一戦は、東西カンファレンス上位対決として注目された。試合は、17本中9本の3ポイントシュートを含む40得点を記録したステフィン・カリーを擁するウォリアーズが119-93で快勝。これでウォリアーズは連勝を7に伸ばしている。

今シーズンのウォリアーズは、第3クォーターの得点でリーグ1位の平均30.3得点を記録している。この強さの秘訣を聞かれたカリーは「何かが変わってしまうのは嫌だから、言いたくない」と笑顔で答えると、「試合を通してフィジカルの強さや集中力を維持するのは大変なんだ。チームとしての戦い方を理解し始めている段階で、とにかくタフなシュートを決め続けるしかない。その上でターンオーバーを抑えられれば、良い結果が付いてくる」と続けた。

早くも今シーズン3度目の40得点超えを達成したカリーは「大事なのはチームのシステムを生かして勝つ方法を見つけることで、結果は気にしていない」とコメントした。「今は非常に良い感じでやれていて、試合間のリカバリーも上手くいっている。チームの今のローテーションにも慣れてきたからね。毎試合で正しい方向に進めていると思う」と、開幕から好調が続く現状を分析している。

また、カリーはこの日、レギュラーシーズンとポストシーズンを合わせた通算3ポイントシュート成功数で歴代1位に浮上した。これまでの1位はレイ・アレンの3358本だったが、この日9本の3ポイントシュートを決めたカリーは3366本に到達している。

ホーム8連戦を7勝1敗で終えたウォリアーズは、次戦からロード4連戦を迎える。ホーム8連戦と同じような戦いを敵地でも見せることができれば、この勢いのままシーズンを爆進しそうだ。