セス・カリー

「この試合に勝てて、チームが成長できた気がする」

現地11月1日、セブンティシクサーズはホームでトレイルブレイザーズと対戦したが、そこにジョエル・エンビードとトバイアス・ハリスの姿はなかった。

エンビードは休養のために欠場し、ハリスは健康安全プロトコルの影響により試合直前になって出られないことが判明した。さらに、ダニー・グリーンも第3クォーターにハムストリングを痛めて交代を余儀なくされる事態となったが、このピンチをセス・カリーとジョージ・ニアンが救った。

先発出場のカリーはチームハイの23得点、ニアンはベンチから21得点の活躍を見せ、シクサーズは先発全員を含む7選手が2桁得点を記録して113-103で勝利し、3連勝をマークしている。

後半だけで16得点を決めたニアンは「シュートが決まらない日もあるけど、それでもアグレッシブにやるだけだ。その結果、ラッキーなことにシュートが決まってくれた」と、自身のパフォーマンスを振り返った。

オフェンスを牽引したセスは「今日は普段とは違うやり方だったけど、同じバスケットボールだ。ボールをよく回せたし、良いシュートが打てたよ」と語った。「トバイアスの欠場を知ったのは、たしか試合開始45分くらい前だったかな。でも、僕の試合に対するアプローチの仕方は変わらない。チャンスがあればアタックすることしか考えていなかった。特に自分にプレッシャーをかける必要もないしね」

「ウチには賢い選手が揃っていて、プレーの仕方も理解している。今日は勝てると思われていた試合だったし、プレーオフレベルのチームになりたいなら、主力がいなくても勝たないといけない。ここは自分たちのホームだから、言い訳なんて通じない。この試合に勝てて、チームが成長できた気がするよ」