ドノバン・ミッチェル

「ちょっとしたことで試合の流れはすぐに変わってしまう」

ジャズは現地10月31日に敵地でバックスと対戦し、28得点を挙げたドノバン・ミッチェルがオフェンスを牽引して、107-95で勝利した。

前日のブルズ戦を落として今シーズン初黒星を喫したジャズは、84-69と15点リードで第4クォーターを迎えるもバックスの反撃を受け、残り6分を切って90-84と6点差にまで詰められた。だが、その直後にミッチェルがレイアップと3ポイントシュートを続けて成功させて嫌な流れを断ち、勝利を収めている。

「あの場面がカギだった」と第4クォーターを振り返ったミッチェルは、「プレーをしっかり決めるのが僕の仕事」と続けた。「ちょっとしたことで試合の流れはすぐに変わってしまうんだ。僕がシュートを何本か決めて、しっかり守る。リードを守りながら、チームに勢いを与える。そういう仕事ができたと思うし、チームとしても実行できた」

「僕だけではなくて、チームにとっても重要だったのは、必要な時間帯に攻守両面でプレーを決められたこと。ブルズ戦では、相手にプレッシャーをかけられた時に対応する準備ができていない時間帯があった。でも今日は、しっかり対処できた。オフェンス、ディフェンスともに対抗できたのが一番大きかったね。ウチのスキームに入っていないこともやったけど、ハッスルプレーを決められた」

ジャズはミッチェルの他に、マイク・コンリーがシーズンハイの20得点、ルディ・ゴベアが9得点13リバウンドで勝利に貢献。昨シーズンのシックスマン賞を受賞したジョーダン・クラークソンもベンチから15得点を記録した。

一方、敗れたバックスはクリス・ミドルトンが体調不良により欠場した他、ドリュー・ホリデー、ブルック・ロペスも負傷により欠場。そしてこの日は控えのロドニー・フッドも試合中に右手を痛めて交代するなど、しばらく苦しい戦いが続きそうだ。