レブロン・ジェームズ

レブロンとカーメロの2人で合計50得点

開幕連敗を喫するなど新チームのケミストリー構築に時間がかかると思われていたレイカーズだが、現地29日に本拠地ステイプルズ・センターで行われたキャバリアーズ戦では期待通りの好連携が見られ113-101で勝利した。

レイカーズはレブロン・ジェームズが26得点8リバウンド、カーメロ・アンソニーがベンチから24得点、ラッセル・ウェストブルックが19得点6リバウンド5アシスト、アンソニー・デイビスが15得点9リバウンドを記録。

レブロンは試合後の会見で、ウェストブルックとの連携について「向上させることが大事」と語り、こう続けた。「一緒にプレーするプレーメーカーは、コート上で何が起こっているかを把握している。彼のパスはその力が証明されているし、一歩先のプレーを実行する選手。自分の仕事はレシーバーになることで、クォーターバックがパスを出すポジションにいないといけない」

この試合で3ポイントシュート8本中6本を成功させたカーメロは「レブロンが素晴らしいプレーをしてくれたおかげ」と話した。「自分のスポットを見つけられたし、彼ら(レブロン、デイビス、ウェストブルック)と上手くやれた。レブロンはコート上で誰がどこにいるかを把握していた。彼が自分を見つけ出してくれたんだ」

今シーズンから『パープル&ゴールド』のジャージーを着てプレーしているカーメロは「ファンのエネルギーが力になる」とコメントしている。「自分たちと対戦する相手は、常に全力でぶつかってくる。この会場でファンが作り出すエネルギーは素晴らしいよ。まだまだ先は長いけど、この勢いに乗っていきたい。それに対戦相手に『ここで勝つのは難しい』と思わせたい」

レブロンとカーメロにとって、この日はNBAデビューから18周年という記念日だった。会見で感想を求められたレブロンは「あんな瞬間は、どのアスリートにも体験してもらいたくはないね。それくらい緊張していたんだ」と微笑んだ。