ヤニス・アデトクンボ

開幕戦はホームで優勝候補のネッツと対戦

ディフェンディング王者として2021-22シーズンに挑むバックスは、現地15日に行われたマーベリックス戦でプレシーズンゲーム全日程を終えた。

103-114で敗れた試合後、バックスのヤニス・アデトクンボは「この時期は結果を気にする必要はなく、チームにとって良い傾向になるようなものを得る方が大切」と語った。

「今はスタッツはどうでもいい。コートではできるだけ良い決断を下さないといけない。それを繰り返すことで選手として成長できる。この時期は試合結果より、チームの勝利に繋がるポジションを取れるかが重要。そのためにも良い判断が求められるわけで、自分にコントロールできることだからね」

バックスの21-22シーズンは、優勝候補であるネッツとのホームゲームからスタートする。現地19日にホームで行われる開幕戦では、試合前に優勝バナーの掲揚、そして優勝リング授与式が執り行われる。アデトクンボは、自身初のリングについて「試合に向けて気持ちを切り替えるのが大変になるかもしれない」と答えた。

「経験したことがないから分からないし、初めてリングを受け取るから、感傷的になって泣いてしまうかもしれない。それでも試合に向けて気持ちを切り替えないといけない。ただ、自分やチームのみんながリングを受け取る瞬間は、気持ちも上がる。それからすぐに気持ちを切り替えて試合に集中しないとね。NBAでもベストチームの一つに数えられるチームと対戦するのだから」

「相手だって、自分たちがリングを受け取る瞬間を目にする。もしかしたら、それで気持ちが入って、よりハードにプレーするかもしれない。だからこそ、準備万端で試合を迎えないといけない」