ウォリアーズ移籍で攻撃に専念するケビン・デュラント

2016/09/30
NBA&海外
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写真=Getty Images

グリーンは「アグレッシブさが足りない」とアドバイス

今シーズンからステファン・カリーとともにウォリアーズの中心選手となるケビン・デュラント。自らの意思で厳しい環境に身を置くことを決めたデュラントに対し、新たなチームメートたちはアグレッシブにプレーすることを求めている。

現地9月29日の練習中、デュラントはドレイモンド・グリーンから受けたアドバイスについて『ESPN』に語った。「たくさんシュートを打ったのに、ドレイモンドからは『アグレッシブさが足りない』と言われたよ」

もっとも、デュラントは困惑しているわけではなく、「みんな僕が快適にプレーできるようにしてくれている」と言う。「自分のことだけを考えるのではなく周囲にも配慮できるチームメートが多いと、コート上でもそういう雰囲気になるんだね」

とはいえ、彼に期待されているのは得点力だ。デュラントは言う。「そこを期待されたからチームは僕を欲しがった。それは理解しているよ。臆病なプレーはしないし、誰かを不快にさせるプレーもしない。自分自身でいるだけ。誰も、僕がシュートを打ちすぎだなんて言わない。皆、コート上では僕に自分本来のままでいてほしいと思ってくれている」

デュラントがウォリアーズへの移籍を決断して以降、カリー、グリーン、クレイ・トンプソンを含め先発にオールスター4選手が揃うスーパーチームを機能させる方法が議論の対象になっている。必然的にカリー、トンプソンのシュート数が減ることが懸念されているものの、デュラントは自身の最大の武器である得点力を生かすことだけに集中している。

「自分がやるべきことは、チームにとって必要な時に強い気持ちを持って得点に集中すること。他の部分でも貢献できるけれど、僕の持ち味は得点力と、効率良くシュートを決めること。そしてチームにとって良いシュートを打てる場所を探し出すことだから」

サンダーでは必要に応じてプレーメーク、ディフェンスにも力を注ぐ必要があったが、他チームならエースになれる選手が揃うウォリアーズは環境が異なる。オフェンスに特化したデュラントがどれほどのスタッツを残せるのか、現地10月1日にバンクーバーで行なわれるラプターズとのプレシーズンゲーム初戦で、まずはその一端が見られるだろう。

3人のゴールドメダリストに加え、カリーを擁するウォリアーズ。4人のケミストリー成就のため、グリーンはデュラントに対しアグレッシブさを要求した。