ラマーカス・オルドリッジ

レイカーズとのプレシーズンゲームに先発出場

現地10月3日に行われたネッツvsレイカーズのプレシーズンゲームは、123-97でネッツが完勝した。プレシーズンゲームはあくまでも調整がメインのため、スコアや結果にあまり意味はない。だが、実戦復帰を果たしたラマーカス・オルドリッジにとっては大きな一歩になった。

オルドリッジは心臓疾患で昨シーズン中に現役引退を表明したが、病気を乗り越えて現役復帰を決意し、ネッツと再契約を結んだ。レイカーズ戦では先発出場し、15分のプレータイムでフィールドゴール6本中2本成功を含む6得点4リバウンド3アシスト1ブロックを記録した。

チャンスを与えたヘッドコーチのスティーブ・ナッシュは「良い感じだった」と、オルドリッジについてコメントしている。「1週間のキャンプで良い調整ができて動きも良かったし、自信も伝わった。リズムを失っていないようにも見えたよ。彼には非常に満足している。昨シーズン貢献してくれた彼が復帰し、試合に出られたことがうれしい。良いプレーも見せてくれたから、なおさらうれしいよ」

今シーズンからネッツでプレーするポール・ミルサップも「彼はプロ。最高レベルのプロだよ。しっかり準備して、コートに出れば自分の仕事を全うする。良い練習ができていたしね」とオルドリッジを称えた。

医師からGOサインが出ているとはいえ、病気を抱え、36歳という年齢を考えれば、レギュラーシーズンでの役割は限定的なものになる。それでも、高確率でミドルレンジからシュートを決められ、違いをもたらすことが可能なベテランはどのチームでも重宝される。

戦力としてチームに戻ったオルドリッジは、完全復活にまた一歩近づいた。