レブロン・ジェームズのプレータイムは今シーズンも減少へ

2016/09/30
NBA&海外
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写真=Getty Images

昨シーズンはキャリア最少となる1試合平均35.6分の出場

キャバリアーズのヘッドコーチとして、フルシーズンを初めて戦うティロン・ルーは、昨シーズンと同様、レギュラーシーズン中はレブロン・ジェームズの出場時間をなるだけ抑え、特にプレーオフを万全な状態で戦えるようコンディションを管理していく意向だ。

NBAでは連戦が続く過密日程が当たり前に組まれており、しかも途中に遠征の長距離移動を挟むケースも少なくない。そのため、どんな選手であっても常時ゲームに出続けるというわけにはいかない。特にベテランや、古傷を抱える選手に無理は禁物である。

『ESPN』の取材に応じたルーはこう語っている。

「試合スケジュールを見て、選手にとってどういう判断をするのがベストかを考える。例えば5日間で4試合というような日程の場合には、無理をさせるわけにはいかない。選手たちの身体のことを考えなければ。特に主力選手の体調については管理して、プレーオフ時期に備えるつもりだ。とにかく、選手を健康な状態に保つこと。レブロンの出場時間を抑えることだ」

レブロンにはまだ衰えは見られないとはいえ、今年12月で32歳になる。肉体に蓄積された疲労、ダメージによる影響が肝心のプレーオフで出てしまっては元も子もない。昨シーズンも、特に序盤戦はコンディショニングに苦労していたが、そこで我慢した甲斐あって、ファイナルでは100%のパフォーマンスを見せることができた。

キャブズの日程を見ると「4日間で3試合」だけでなく「7日間で5試合」も2度組まれている。ルーは口にしないだろうが、東カンファレンスの優勝はさほど無理をしなくても可能であって、勝負どころのプレーオフにピークを持っていくことがNBA連覇に最も重要なことだと考えているに違いない。

それでも選手からすれば、目の前の試合に出場したいと思うのは当然のこと。レブロンは自身の出場時間について『ESPN』に次のように語った。

「チームメートのために、毎試合プレーできるよう準備しておきたい。出場したくなると、僕は非常に頑固で、言うことを聞かなくなってしまう性格だから。でも、ここ数年は非常に優秀な指導者に恵まれている。(ヒートでは)エリック・スポールストラが自分の体調を気にかけてくれたし、今はルーが肉体管理の手助けをしてくれている」

激しい接触が多く、怪我のリスクもあるためいかに主力を休ませながらシーズンを戦い抜くかが優勝を目指す上で重要になってくる。