バム・アデバヨ

7kgの体重増に成功「しっかり身体を作れたよ」

ヒートのバム・アデバヨは、昨シーズンのプレーオフファーストラウンドで敗退後、アメリカ代表として東京オリンピックでの金メダル獲得に貢献し、束の間のオフの経てトレーニングキャンプに合流
する。

多忙なオフを過ごしたとはいえ、昨年と比べればコンディショニングは上々だ。『Miami Herald』の取材に応じたアデバヨは、オフにウェイトトレーニングをやり込み、身体を作った状態でチームに合流できると答えた。

「今年はウェイトトレーニングをしっかりやれた。去年は(NBA)ファイナルで肩を痛めてしまって、トレーニングができなかった。だから体重が落ちてしまったんだ。それに、昨シーズンはオフの期間も短くて、できることが少なかった。今年は、身体を元の状態に戻せるだけの時間があったからね。筋肉を増やした。去年は111kgくらいだったけれど、今は118kgくらい。しっかり身体を作れたよ」

リーグを代表するディフェンダーに成長したアデバヨにとって、当たり負けしない肉体は欠かせない。このオフにカイル・ラウリーらを加えたヒートは、今シーズンの優勝候補にも挙げられている。チームとして結果を残すためにも、2年続けてオールディフェンシブ・セカンドチームに選ばれたアデバヨの守備は必要だ。アデバヨは「相手に得点を許さない。そのためにできることをする。コートに出てディフェンスする時は、いつだってそう考えている」と話している。

「目標は相手に得点させないこと。オフェンス時は上手く相手に対応して、身体の強さを生かしてファウルをもらう、もしくはアンドワンを決める。とにかくフィニッシュすることが大事だね」

ヒートの中心選手に成長したアデバヨは、充実したオフを経てキャンプに臨む。