「ワールドカップでもオリンピックでも起こらない。でもNBAでは日常茶飯事」
昨シーズンからNBAでプレーしているファクンド・カンパッソは、ナゲッツで65試合に出場し、チームに欠かせない立ち位置を確保した。
左膝前十字靭帯を断裂したジャマール・マレーの復帰時期は早くても2021-22シーズン終盤になると見られ、新シーズンもカンパッソの魔法のようなアシストショーが見られそうだ。
名門レアル・マドリーとの契約を残していたにもかかわらず、昨年のオフに念願だったNBA挑戦を選んだカンパッソは、世界最高峰のリーグで最も対応が難しい要素に『トラッシュトーク』を挙げた。
『Filo News』とのインタビューでカンパッソは「僕にとっては、トラッシュトークへの対応が一番大変だった。ここの選手たちは本当によくしゃべるからね」と語った。
「こんなことは、ワールドカップでもオリンピックでも起こらない。でもNBAでは日常茶飯事だよ。例えば、自分がコーナーから3ポイントシュートを打つと、『打たせてやれよ』とか、『お願いだから決めないで』とか、そういう声が耳に入る。シュートが決まったら、相手の方に振り向いてお祝いできるけどね」
「それに、もしシュートを決められれば、自分がベストプレーヤーになった気分になれる。外したら、相手の辛辣な言葉が脳裏に残る。すごいことだよ」
昔から『トラッシュトーク』はNBAの試合の一部とも言われている。昨シーズンのパフォーマンスにより、今シーズンはさらに他チームから厳しいマークを受けるであろうカンパッソは、多種多様なトラッシュトークを浴びせられることになりそうだ。