連覇へ「大いなる挑戦が待ち切れません」
NBAファイナルでサンズを下し50年ぶりに優勝を成し遂げたバックスが、ヘッドコーチのマイク・ブーデンフォルツァーと3年の延長契約を結んだと『ESPN』が報じた。
今回の契約で2024-25シーズンまでバックスの指揮を執ることになったブーデンフォルツァーは以下のコメントを発表している。
「バックスという組織の一員であることへの感謝の気持ちは、言葉では言い表せない。選手たちはコートの内外で成功をもたらしてくれた。我々には最高の選手がいて、この3シーズンで彼らは成長し、我々もともに成長した。NBAチャンピオンを再び目指すという大いなる挑戦が待ち切れない」
ブーデンフォルツァーはスパーズで長年アシスタントコーチを務め、2013年にホークスのヘッドコーチに就任した。5シーズンをホークスで過ごした後、2018-19シーズンからバックスの指揮を執り、2015年と2019年には最優秀コーチ賞を受賞した。
一昨シーズンのカンファレンスセミファイナルでヒートに敗れ、昨シーズンに結果を残せなければブーデンフォルツァーは解雇されるとの噂もあった。それでも、優勝のラストピースとしてドリュー・ホリデーを獲得し、ヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンの『ビッグ3』を長時間起用し、念願の優勝を果たした。
アデトクンボは2020-21シーズン開幕前にバックスと5年2億2820万ドル(約240億円)の超大型契約を結んだ。指揮官との契約延長にも成功したバックスは当分の間、東の強豪として君臨しそうだ。