ジェレミー・ラム

前十字靭帯断から復帰も新シーズンは出場機会減少の可能性大

オフにラッセル・ウェストブルックをトレードで獲得し、カーメロ・アンソニーなどベテラン陣も契約したレイカーズが、次なる一手としてペイサーズとのトレードを検討していると噂されている。

気になるターゲットとして名前が挙がっているのは、シューティングガードのジェレミー・ラムだ。『Indianapolis Star』は、ペイサーズにはポジションが重なるキャリス・ルバート、そして今年のドラフト全体13位で指名したクリス・ドゥアルテがいるため、新シーズンのラムの出場機会は昨シーズンの36試合(先発8試合)よりも減少する可能性が高く、そのため適切なオファーが届けばトレードに応じると見ている。

ラムは2020年の2月に左膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負ったが、復帰した昨シーズンに平均10.1得点、3ポイントシュート成功率40.6%を記録した。新シーズンが契約最終年ということを考えれば、得点力のあるウィングを欲しがるレイカーズなどの優勝候補が目をつけるのにも納得がいく。

ただ、現段階ではトレードの駒不足であるレイカーズがラムの獲得には動きづらい。仮に動くとしても、今年のオフに契約した選手のトレードが可能になる12月中旬以降になる。

れまでラムが限られた出場機会を生かし、選手としての価値を証明し続けられれば、トレードデッドラインが近づくにつれて身辺が慌ただしくなりそうだ。