三屋会長「日本バスケットボール界にとって『金メダル』級の快挙であった」
日本バスケットボール協会(JBA)は今日、先日閉幕した東京オリンピックで日本バスケットボール史上初の銀メダルを獲得した女子日本代表チームに対する報奨金を発表した。
報奨金はエントリー選手12名とチームスタッフ12名に授与される。選手には報奨金規定に定められた額300万円に特別報奨金200万円が加えられ、一人当たり500万円が授与される。
チームスタッフ対象者はトム・ホーバスヘッドコーチを除く11名と、JBAスポーツパフォーマンス部会 佐藤晃一部会長の12名となり、一人当たり200万円が授与される。佐藤部会長は故障者の長期的なリハビリ活動の担当者として、オリンピックでのチームの躍進に多大なる貢献をしたとして授与対象になったとJBAは発表。また、ホーバスコーチに関しては、ヘッドコーチ契約に従い別途授与するとのこと。
JBAの三屋裕子会長は次のコメントを発表している。「日本バスケットボール界としてオリンピック初の銀メダルを獲得した女子日本代表チームに対する報奨金について理事会にお諮りした結果、日本バスケットボール界にとって 『金メダル』級の快挙であったことについてご賛同をいただき、特別報奨金を含む、上記報奨金の授与が決定いたしました。選手・スタッフに対する敬意を、少しでも形にできたことを、心より嬉しく思います。ホーバスヘッドコーチが評したように、今回のチームはスーパースターこそいませんでしたが、まさにチーム一丸となった結果の『スーパーチーム』でした。バスケットボールをプレーする子どもたちの目標として、またご声援・ご支援くださる多くのステークホルダーの皆様に愛される存在として、女子日本代表チームがますますの活躍を見せてくれることを期待しています」