地域密着を肌で感じる川崎ブレイブサンダース「ファミリーとして一緒に戦って!」

2018/08/28
Bリーグ&国内
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文・写真=丸山素行

青木、林、藤井がファンとの交流を楽しむ

8月26日、全国各地のソフトバンクB.LEAGUE公認ショップでイベントが実施され、川崎ブレイブサンダースは藤井祐眞、林翔太郎、青木保憲の3選手が『ソフトバンクグランツリー武蔵小杉』に登場した。

同店でのイベントは2回目ということもあり、緊張した素振りを見せず、能動的に楽しんでいた。「すごく盛り上がって、やりやすくて楽しかったです」と青木が言えば、林も「前回もそうだったんですけど、毎回来るたびにこんなにいっぱい集まってくださって、本当にありがたいです」と感謝を述べた。

こうした活動はクラブの認知度を高めるだけでなく、自らの存在を覚えてもらえる格好の場でもある。昨シーズン途中、特別指定選手として川崎に入団し、来シーズンがルーキーイヤーとなる青木と林にとってはなおさら、ファン獲得という部分で大事な場となる。

「新人研修でこのようなファン対応の大事さをたくさん言われました。コート内で頑張るのはもちろんですけど、こういったところでファンの方に覚えてもらうとか、ファンを作るというのはすごく大事だと思います。それはプロとしてやっていかなきゃいけないと感じています」と青木も理解している。

藤井「根付いてきている実感はあります」

Bリーグ初年度、平均入場者数2456人と18チーム中13位だった川崎だが、地道な活動を続けたことで、2年目の昨シーズンは平均3000人を突破。順位も7位とジャンプアップした。アリーナの雰囲気も最初に比べれば格段に向上しており、新シーズンはさらなる飛躍が期待されている。

川崎で5年目を迎える藤井はこうした活動の大事さとその結果を肌で感じている選手の一人だ。「こういうことが本当にとどろきアリーナに足を運んでくれる人を増やすきっかけになっていると思います。お店の周りで『何をやっているんだろう』とか『バスケのプロ選手だ』、『見たことある』という印象から、段々と広まってくるし、こうした積み重ねが会場を赤く染めることに繋がると思うので。街中でもたまにブレイブサンダースのTシャツを子供に着させて自転車をこいでるような方もいらっしゃったりして、根付いてきている実感はあります」

藤井ほどの時間を川崎で過ごしているわけではないが、新人の2人も「チームタオルを巻いた人たちをたくさん見かける」、「赤系の色を着てくる方がすごく多くて、チームカラーとしてファンの人もちゃんと理解してくれていて一体感を感じます」とチームが街に浸透していることを肌で感じている。

青木は「目標のBリーグ優勝、そのためだけに僕らは全身全霊を注いでコートで力を出すので、そのためのパワーを皆さんにいただきたいです。そうすれば僕らもキツイ時に走れるので(笑)。ファミリーの皆さんと一緒に、川崎一丸となって頑張りたいです」とファンへ共闘を訴えた。

ファンの声援を力に変え悲願の優勝を目指す川崎。イベントは一日で終われど、ファン獲得への道はこれからも続いていく。