皆さんに『バスケットって楽しいんだ!』と思ってもらう

いよいよBリーグ開幕の9月22日を迎えた。昨日、開幕2daysを戦うアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチ、選手が会見を行い、『歴史的開幕』への意気込みを語った。

アルバルク東京の若き指揮官、伊藤拓摩が「我々らしい速い展開のバスケットをしたい」と語れば、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチである伊佐勉はウチナーンチュ(沖縄の人)らしく沖縄言葉で挨拶した後、「ずっと前からこの日のために準備をしてきました」と開幕戦に懸ける思いを力強く述べた。

伊佐ヘッドコーチが言う。「アルバルク東京は本当の意味でチームで戦う良いチームですので、それに負けないように、どちらがチームとして我慢強く戦えるか。歴史的開幕戦でアルバルク東京とともに良いバスケットボールを展開したい」

伊藤拓摩ヘッドコーチも思いは同じ。「開幕戦が決まって、どのようにこの試合に臨めばいいかと思った時、責任感と使命感だと思いました。勝つことはもちろんですが、それ以上にアリーナやテレビで試合を見てくれる皆さんが、『バスケットって楽しいんだ!』と思ってもらうこと、それが我々の使命だと思っています」

田中大貴が「会場に来てくださる方々やテレビの前で見てくださる方々に強いアルバルク東京を見せたい」と語れば、岸本隆一は「日本バスケットボール界の歴史的一日にできるよう、しっかり戦っていきたい」と力を入れた。

今日の開幕戦はすでにチケット完売。『歴史的開幕戦』のためにドレスアップした代々木第一体育館は満員の観客で埋まることになる。18時55分試合開始、フジテレビ系列およびNHK-BS1で生中継される。