UCLAにNBAのビッグネームが集結
数日前、キャバリアーズのシェド・オスマンによるInstagramの投稿により、UCLAで超豪華ワークアウトが行なわれていたことが発覚した。
そのワークアウトに参加したのは、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、カワイ・レナードのオールスタートリオ。『The Undefeated』によれば、3人は以前からワークアウトの計画を立てていたという。
これは「トップ選手がただ一緒に練習しているだけ」とはとらえられない。今やフリーエージェント選手の動向に、他の大物選手が大きな影響を与えるのは間違いない事実だ。彼らにワークアウトを通しての交流があるとなれば、「誘いがあるのでは?」と勘繰られるのも無理はない。
この夏にスパーズを離れたレナードは、レイカーズへのトレードを希望していたと言われている。最終的にラプターズにトレードされたが、今シーズン終了後には契約最終年を破棄してフリーエージェントになることのできるプレーヤーオプションを保持しており、来夏には希望する球団に移籍する可能性が高い。また、ウォリアーズと再契約したデュラントも、同様に来年フリーエージェントになれるオプションを有している。
レイカーズは本来、この夏にレブロンに加えてもう一人のスター選手を獲得するはずだった。その構想は実現しなかったが、来年のターゲットとしてレナードやデュラントは最高の人材だ。レブロンが誘うことで、この3人がロサンゼルスに集結する可能性がないとは言い切れない。
もし彼らの共闘が実現すれば、王朝時代を築いたウォリアーズが解体され、レイカーズが西の主役に躍り出る可能性もある。若手育成を続けてきたレイカーズが『スーパーチーム』路線に転換するかどうかは疑問が残るところだが、実現すればウォリアーズをも上回る『スーパーチーム』が誕生することになるし、リーグに与えるインパクトは史上最大級だ。
気の早い話ではあるが、来年の夏も大物フリーエージェントの動向から目が離せない。