千葉ジェッツに加わった人気者、田口成浩「夢を与えられる選手でありたい」

2018/08/26
Bリーグ&国内
5043

田口成浩

文=鈴木健一郎

「感謝の気持ちを自分のキャラで出しているだけ」

8月25日、千葉ジェッツの6選手が『ビッグホップガーデンモール印西』でのトークイベントに参加した。そのうち新加入が4選手とフレッシュな顔ぶれとなった中、登場しただけでブースターを沸かせたのが、この夏に秋田ノーザンハピネッツから加入した田口成浩だ。

試合で見せる全力のハッスルプレー、そして秋田ファンならずともお馴染みの「おいさー!」のパフォーマンスのおかげで、その知名度は全国区。千葉でも早くも人気者となっている。ソフトバンクの店舗に場所を移してブースターと接する場面でもサービス精神全開で、開幕を前にした今の時期だからこそできるファンとのコミュニケーションに励んだ。

人気者の秘密はどこにあるのだろうか。それを問うと、田口は「ファンサービスのためにと何かわざとやってるわけじゃないんですよね」と屈託のない笑顔を見せる。「ファンに対する感謝の気持ちを、自分のキャラとして出しているだけなので。素の自分でうまくやれていると言ってもらえるのであれば一番気持ち良いですね」
田口成浩

「ケガして痛いようなところもないし、絶好調です」

トークショーの会場はショッピングモールとあって、小さな子供を連れた家族やバスケットボールをやっているであろう少年たちの姿もあった。彼らにアピールして試合会場に足を運んでもらうプロモーション活動はもちろん、プロバスケットボール選手として子供たちの模範となることも大事だ。田口はそれを、ファンとのコミュニケーションの中で自然とやれている。

「千葉に来て知名度はちょっと少なくなりましたけど、やっぱり秋田にいる時は常に見られているという感覚を持つようにしていました。特に子供たちはバスケ選手を見る機会がそう何度もあるわけじゃないだろうから、その一回会った時に良いイメージを与えたいし、それで『俺もプロ選手になりたい』と思ってもらいたいです。単純ですけど良い服を着るとか、良いクルマに乗るとか、そういったことでも良いから夢を与えられればなと思います。アピールするわけじゃないですけど、そういう選手でありたいです」

もちろん、子供たちに夢を与えるにはコート上であこがれられるだけの活躍を見せることが前提となるが、その準備も着々と進んでいると田口は言う。「ケガして痛いようなところもないし、絶好調です。練習でイジめられすぎて筋肉痛ですけど(笑)」

2018-19シーズン開幕まであと1カ月、優勝候補の千葉ジェッツに加わった田口がコート内外でどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみに待ちたい。