クリス・ポール

シューターへの信頼「決めてくれると思えるからキックできる」

現地8日に行われたNBAファイナル第2戦は、ホームのサンズが118-108で勝利し、シリーズ連勝を記録した。

サンズはNBAファイナルでの記録に並ぶ20本(40本中)の3ポイントシュートを成功させ、試合を有利に運んだ。23得点8アシストで勝利に貢献した司令塔のクリス・ポールは「ウチにはリアルなシューターが揃っているから」と、アウトサイドシュートでバックス(31本中9本)を大きく上回ったチームについて語った。

「シュートを決めてくれると思えるから、ボールをキックできる。だからこそ、シュートを外されると頭にくることもある。『練習では外していないだろ!』と思ってしまうんだ。それにウチの選手がどれほど練習しているかも知っているから。シュート練習が終わって、チーム練習が終わっても、選手は残ってシュート練習をしている。そういう姿を見ているから信頼関係が生まれる。それだけの努力をしていると知っているからね」

キャリア初のファイナルを体験中のポールは、昨秋にサンダーからサンズにトレードされた時から、サンズの力を分かっていたともコメント。その上で「この結果に驚いてはいない」と話す。

「僕は自分という人間を知っている。夏の間にどれだけ努力してきたかも分かっているし、自分のプレーについても分かっている。このチームにどういう選手が揃っているかも分かっていた。ブック(デビン・ブッカー)がいて、他にも力のある選手が揃っているのを知っていた。モンティ(ウィリアムズ)のことも知っている。だから、チームにしっかりとしたシステムが備わっていることも分かっていた。それに、信頼関係を構築できることも分かっていた。だから、この結果に驚いてはいない」