モリッツ・バグナー

ブラジルとの決勝戦で28得点の活躍

クロアチアのスプリットで行われた世界最終予選(OQT)の最終日の結果、ドイツが決勝でブラジルを75-64で下し、2008年の北京大会以来となるオリンピック出場を果たした。

ブラジルとの決勝ではモリッツ・バグナー(マジック)がベンチからフィールドゴール12本中9本を成功させ、ゲームハイの28得点を記録し、母国をオリンピック出場に導いた。

試合後の会見に出席したバグナーは「今日はシュートが決まってくれた。アグレッシブにプレーしようと思っていたし、ディフェンスもチームの勝利に繋がったと思う。チームメート、コーチが喜ぶ姿を見られて嬉しいし、この素晴らしいグループと一緒にやれることに特別な意味がある」とコメント。

そして、「個人の成績はどうでもいい。賞のためにやっていないからね。チームの勝利のためにやっている。今日は、たまたま他の選手よりも点を決められただけ。これが違う日なら、自分ではない選手が活躍して、チームを助けてくれる」と、続けた。

ウィザーズに所属するイザック・ボンガもドイツ代表に選出されたが、ブラジル戦は欠場した。ドイツは、オリンピック本大会でオーストラリア、ナイジェリア、イタリアと同じグループBに入り、決勝トーナメント進出、初のメダル獲得を目指す。