五十嵐圭

Bリーグ誕生とともに加入し、新潟の顔に

新潟アルビレックスBBが五十嵐圭の退団を発表した。

五十嵐は41歳、180cm73kgのポイントガード。中央大から日立サンロッカーズ、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズなど実業団チームでプレーした後、Bリーグ所依年度の2016年に地元である新潟に加入した。この時点ですでに大ベテランの年齢だったが、伸びのあるスピードに衰えはなく、若いチームを引っ張るリーダーシップも発揮して、『新潟の顔』として活躍してきた。

今シーズンも出場した47試合すべてに先発し、平均24.9分のプレータイムで7.5得点、2.2リバウンド、4.0アシストを記録して、健在ぶりをアピールした。

五十嵐は退団にあたり、特別な思いをクラブのリリースで発信している。

「十数年前、対戦相手として訪れた朱鷺メッセ。あの時の光景は今でも覚えています。『いつかはあのオレンジのユニホームを着て、このような場所でプレーしてみたい』。Bリーグ初年度の2016年、新潟アルビレックスBBに入団し、ホームアリーナであるアオーレ長岡でのホーム開幕戦で、その願いは叶いました」

「この新潟の地でプレーできたこと、このような機会を与えていただいたこと、その全てに感謝しています。バスケットボールプレーヤー五十嵐圭としては、これからも挑戦をし続けていきます。私は新潟を離れますが、これからも新潟アルビレックスBBへのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。また皆様に会えることを楽しみにしています。5年間、本当にありがとうございました」