ベン・シモンズ

写真=Getty Images

オールスター選出を「小さな目標」と言い切る

昨シーズン平均15.8得点、8.1リバウンド、8.2アシストという堂々たる成績を残し、セブンティシクサーズの先発ポイントガードとして6年ぶりのプレーオフ進出に貢献したベン・シモンズ。新人王を獲得して迎える2年目の2018-19シーズンでは、さらなる進化が期待される。

そのシモンズは、『FOX Sports Australia』とのインタビューで「今シーズンはオールスターに選出されたい。オールスターは、リーグでもベストプレーヤーを意味するからね」とコメント。また、「そういう小さな目標を自分に課し続けることが刺激になるし、自分にとってのゴールを持ち続けられる」と続けた。

オールスター選出を「小さな目標」と言い切ってしまうところからも、シモンズが並の選手でないことが分かる。昨シーズンは惜しくも落選したが、普段通りのプレーさえできれば、2年目のオールスター選出は固いだろう。

レブロン・ジェームズが西カンファレンスのレイカーズに移籍したことで、東カンファレンスの勢力図は大きく変わった。今シーズンのシクサーズは、ラプターズ、セルティックス、ウィザーズ、ペイサーズらとNBAファイナル進出をかけて争うようになるだろう。

昨シーズン52勝を記録し大躍進を遂げたシクサーズが東の競争を制するには、シモンズのレベルアップは欠かせない。2年目のシーズンも、『超新星』シモンズがチームを牽引する。