ディアンドレ・エイトン

クリス・ポールとの共闘で「次のレベルに達した」

サンズのディアンドレ・エイトンは、現地26日にステイプルズ・センターで行われたクリッパーズとの西カンファレンスファイナル第4戦で、19得点に加えてプレーオフでのキャリアハイとなる22リバウンド4ブロックの大活躍を見せた。チームも84-80で勝利し、NBAファイナル進出に王手をかけている。

試合後の会見で「次のレベルに達したと思う」と堂々と語ったエイトンは、今シーズンからチームメートになった大ベテランのクリス・ポールの存在の大きさについて、次のように語った。

「CPは兄貴のような存在で、自分をプッシュしてくれる唯一の存在。彼と一緒にやれているのは、自分のキャリアにとって最高のこと。試合、プレーに関するディテールもだけど、彼は誰よりもプレーを気にかけているし、競い合うことに力を注いでいる。そういう意識はチーム内に浸透するもので、自分の中にも芽生えている。あれだけの経験のある選手から、細部に渡って教えてもらえるし、実際に試合で使えていることだからね」

サンズ指揮官のモンティ・ウィリアムズは、オフェンスリバウンドを9本も奪ったエイトンのプレーを「今まで見た中で最高のオフェンシブリバウンダーの1人」と絶賛した。ファーストラウンドから現在まで、プレーオフでの評価が低いこともあったが、エイトンは周囲の意見をモチベーションに変えているという。

「周りからは、プレーオフでの自分に関していろいろと言われている。そうした意見を変えたい。自分の力を疑問視する人が間違っていると証明したい。そのためには、毎試合で安定したプレーが必要だし、しっかり試合に向けて準備しないといけない。試合映像の分析にも時間を割かないといけない」