ジェームズ・ハーデン

写真=Getty Images

ハリケーン被害を受けた地元に100万ドルを寄付した英雄

2017-18シーズンのMVPに輝いたロケッツのジェームズ・ハーデンは、2012年に加入してから、コート内外でチームとヒューストンのために力を尽くしている。その功績を称え、ヒューストンのシルベスター・ターナー市長が、2018-19シーズン開幕までに『ジェームズ・ハーデンの日』の認定を検討していることを明らかにした。

市長は『Fox 26』に「ジェームズ・ハーデンはMVPに輝いた選手で、NBA、そしてアメリカ全土で知れ渡っている選手です。しかし我々は、彼の功績を称える特別な日をヒューストンに設けたい。私は今シーズンが開幕する前に、彼を称える特別な日を設定したいと思っています。彼はコート上でもMVPだが、これだけは言っておきたい。ジェームズ・ハーデンは、我々のコミュニティにとってもMVPです」と語った。

ハーデンは、2017年8月にテキサス州を襲った大型ハリケーン『ハービー』により甚大な被害を受けたヒューストンに、個人で100万ドル(約1億1000万円)もの大金を寄付した。被害を受けた地域の復興にはまだまだ時間がかかるが、被災者にとって、ロケッツの勝利は前に進む力になる。

24年ぶりの優勝を目指すロケッツをリードするハーデンにとっても、市を挙げての『ジェームズ・ハーデンの日』認定は、大きな力になるに違いない。