多嶋朝飛

「今回新たなチャレンジをする決意を固めました」

茨城ロボッツは今日、レバンガ北海道のポイントガード、多嶋朝飛との選手契約が合意に至ったことを発表した。

多嶋は北海道帯広市の出身。北陸から東海大へと進み、リンク栃木ブレックス(現在の宇都宮ブレックス)の育成選手から頭角を現して、2013年に当時NBLだったレバンガ北海道に加入。以後は地元である北海道の出身選手として8シーズンを過ごし、折茂武彦に続く『チームの顔』として活躍した。

その多嶋が32歳にして北海道を去る決断を下した。「今回新たなチャレンジをする決意を固めました。8年という長い間、本当に沢山の様々な経験とプレーする機会を与えてくれたクラブに感謝しています」とレバンガ北海道からの退団リリースで挨拶するとともに、「チームは変わりますが、道産子であることも、北海道という地域への想いも、支え続けてくれた皆さんへの想いも変わらないです!」と、地元とファンへの思いをコメントしている。

茨城はB1初昇格を決めて、新シーズンは『B1の壁』に挑む。Bリーグになって5シーズン、北海道のポイントガードとしてチームを引っ張ってきた多嶋の経験は大いにプラスになるはずだ。

新たな挑戦に際して、クラブを通して次のコメントを発表している。「この茨城という地で、新たなチャレンジができる事、非常にワクワクしてますし。茨城ロボッツを更に魅力あるクラブ、チームにしていけるよう全力を尽くしていきます」