ケビン・デュラント

カイリー・アービング「第4戦は特別な試合になる」

現地10日、ネッツは敵地で開催されたバックスとの東カンファレンスセミファイナル第3戦に83-86で敗れた。

ケビン・デュラントが30得点11リバウンド5アシスト4スティール、カイリー・アービングが22得点を記録したものの、ロースコアゲームの末にネッツは今シリーズ初黒星を喫した。

デュラントは「相手は普段通りだった。シーズンを通してやっていたスタイルでプレーしていた」と、この日のバックスを形容した。両チームともにプレーオフらしい緊張感が漂う一戦になったが、デュラントは「チームのディフェンス、リバウンドは良かったと思うし、それを継続できたのも良かった」とコメントし、こう続けた。「これからも同じようにプレーしたい。チームメートがシュートを外しても、勇気づけてやっていく。どういう展開になっても、守備は絶対に必要なものだから。終盤にもう少しプレーを決めたかった。タフな結果になったね」

ハムストリングのケガで欠場中のジェームズ・ハーデンは、試合中に言葉でチームメートを鼓舞していた。「相手はやるべきことをしていた」と第3戦を振り返ったアービングは、ハーデンの影響力についてこのように語った。

「彼は経験豊富な選手だし、自分たちにアドバイスをくれる。レギュラーシーズンでのバックス戦も彼は欠場していて、私服で試合を観戦していた。この会場では、自分たちの間合いや勢いのようなものを失いたくはないんだ。それで、彼もチームの士気を高めようとしてくれていた。プレーヤー兼コーチのような役割を担ってくれている彼に感謝している」

アービングは、現地13日に行われる第4戦を「きっと特別な試合になる」と考えている。「(第3戦は)昔ながらのプレーオフの試合だった。お互いに90点未満だったのだから、どちらのチームも、良い守備ができていたと考えているはず。第4戦は特別なものになる。この試合で得た教訓lから学んで、次の試合に生かしたい」