ジョエル・エンビード

ベン・シモンズは審判の判定にボヤく

現地6日に行われたホークスvsセブンティシクサーズによる東カンファレンスセミファイナル第1戦は、トレイ・ヤングが35得点10アシストのパフォーマンスでチームを引っ張り、ホークスが128-124で勝利した。

上位シードのシクサーズが地力で勝ると見られていたものの、ファーストラウンドから敵地でのプレッシャーや罵声をエネルギーに変えて戦うヤングの前に屈する形となった。

膝の負傷を抱えながらプレーを続けているシクサーズのジョエル・エンビードは、プレーオフキャリアハイとなる39得点に加えて9リバウンド4アシスト3ブロックを記録するなど、ケガの影響を感じさせないプレーだった。試合後の会見で、ケガについて聞かれた彼は「半月板を痛めていてプレーするのは簡単じゃない。痛みもある。でも、それは当たり前のこと。大事なのは対応することだから」と答えた。

エンビードはチームの目標である優勝を達成するために、これからもプレーを続けると断言している。「勝つために力を尽くす。僕の目標は優勝。優勝するために、全力を尽くすんだ」

プレーオフに入ってから『ハック戦術』の餌食となっているベン・シモンズは、この日もフリースローが10本中成功わずか3本と苦しんだ。シモンズは、第2戦でヤングをマークする時間が増えそうかという質問に「そうなるだろうね」と答えた。ただ、審判の判定に対するボヤキも忘れなかった。

「もちろん(ヤングを)マークしたいよ。審判があれだけ多くのファウルを取らなければ、僕は体格を生かしてフィジカルに守ることができる。次の試合でどうなるか、だね」

ホークスにリズムを与えるヤングを大人しくさせることができるかどうか、現地8日に行われる第2戦では、シクサーズの対策にも注目したい。