ディアンドレ・エイトン

写真=Getty Images

エンビードも呼応「子供が大きな夢を持つのは良いこと」

バハマ出身のスーパールーキーことディアンドレ・エイトンは、NBA史上最高のビッグマンになり得る逸材と言われている。

アリゾナ大学時代に残した平均20.1得点、11.6リバウンド、1.89ブロックというスタッツはもちろん、ピック&ロールでのフィニッシュにも優れ、3ポイントシュートも決められるほどプレーエリアも広い。言うならば、現代のNBAで成功できるだけの資質を備えたセンターだ。

新人王候補筆頭の一人にも挙げられているエイトンは、新シーズン開幕前からリーグトップクラスのビッグマンを挑発し、鼻息が荒いところを見せている。

先週末に行なわれたルーキー選手の撮影会に出席したエイトンは、スケッチセッションの時間に絵の才能を披露。自身のトレーディングカードの裏に、ある選手越しにワンハンドダンクを決めるイラストを描いた。

わかり辛いかもしれないが、エイトンの下に描かれた選手の胸には、“PHI”の3文字が。これはセブンティシクサーズの本拠地フィラデルフィアの略称で、21番のユニフォームといえば、ジョエル・エンビードしかいない。

これを知ったエンビードがルーキーの挑発に黙っているわけもなく、Twitterに「子供が大きな夢を持つのは良いこと」と書き込み、エイトンを子供扱いした。

サンズとシクサーズの対戦は、11月19日、そして2019年の1月2日に予定されている。これまでは先輩ビッグマンを挑発してきたエンビードが、ついにターゲットになる番がきたということなのだろう。超大型ビッグマン2人の対決に、期待が高まる。