ステフィン・カリー

写真=Getty Images

アイアンショットで魅せるも週末のラウンドに駒を進められず

ステフィン・カリーの挑戦は、またしても実を結ばなかった。

プロゴルフPGA下部ツアー『ウェブドットコムツアー』の『エリーメイ・クラシック・アット・TPCストーンブレイ』に出場したカリーは、2日目のラウンドを終えてトータル17オーバーの『157』というスコアを記録し、昨年に続いて今大会でも予選を突破できなかった。

カリーはラウンド終了後「素晴らしい機会を与えてもらった」とコメント。今大会についても「もっともプレッシャーがかかる場面で、自分の実力を試すことができた。予選を通過するた
めに必要なスコアは分かっていた。最初の2ホール目まではまずまずだったけれど、3ホール目から崩れてしまった。今日はドライバーの調子が上がらなかった。これがゴルフさ。良い時もあれば、絶不調の時もある。そういう日は、何をやっているかさえ分からなくなってしまう」と続けた。

NBAベストシューターらしく、初日には正確なアイアンショットでグリーンをとらえ、ピン直撃の一打も決めて周囲を沸かせたがプロの壁は高かった。

ゴルフ愛好家の一人として、ツアーで戦うプロの実力を再認識したカリーは、尊敬の念を込め、こう述べている。

「皆すごく上手い。これまでもそうだけれど、『ウェブドットコムツアー』に出場している選手の実力を肌で感じているよ」

もし来年も招待選手として出場することになれば、カリーの3度目の正直に期待したい。