小川伸也

大きく負け越すも侮れない存在感

京都ハンナリーズが小川伸也ヘッドコーチと契約を継続したことを発表した。

小川ヘッドコーチは2008年から2015年まで滋賀レイクスターズでプレーし、その翌年から指導者の道へ。2015-16シーズンはアドバイザリーコーチとなり、2017-20シーズンはアシスタントコーチとして、滋賀の指揮を執るショーン・デニスを支えた。今シーズンのオフに、長らく京都の指揮を執った浜口炎が富山グラウジーズへ移籍したことで、小川に白羽の矢が立った。

ジュリアン・マブンガや中村太地などの主力が抜け新たなチームとなった今シーズンは、21勝36敗でチャンピオンシップ進出は果たせなかった。それでも、川崎ブレイブサンダースに連勝し、アルバルク東京からも勝ち星を挙げるなど、侮れないチームとして存在感を強めた。

小川ヘッドコーチはクラブの公式ホームページで以下のコメントを発表している。「来シーズンも京都ハンナリーズのヘッドコーチを務めさせて頂くことになり、大変光栄に感じると共に改めて責任の重さを感じています。社会情勢がコロナ禍によって大変厳しい状況ですが、バスケットボールを通じて応援してくださる方々に元気や感動、そして一体感を感じ『熱京』をお届けできるように努めて参ります」