来シーズンからは名古屋Dの指揮官に
滋賀レイクスターズは今日、ショーン・デニスヘッドコーチが契約満了に伴い、ヘッドコーチを退任することを発表した。
デニスヘッドコーチは2017-18シーズンからの4シーズンを滋賀で指揮を執った。選手の育成に定評があるヘッドコーチで、昨シーズンはBリーグ開幕以降初となる勝率5割超え、そしてクラブ史上初の天皇杯3位へとチームを導いた。オフには主力選手の多くが流出したものの、今シーズンも若手主体でチームを作り上げ、23勝36敗を記録。アルバルク東京や宇都宮ブレックスから勝ち星を奪うなど、あらためてヘッドコーチとしての手腕を発揮していた。
デニスヘッドコーチはクラブを通して「滋賀での家族になった皆さん、この言葉をお伝えするのがとても辛いですが、Good Byeを伝える時がきてしまいました」とコメントを発表している。
「滋賀での4年間は素晴らしい時間でした。私と妻ともに滋賀で大きく成長もしましたし、滋賀県の全てが好きになりました。素晴らしいブースター、スポンサーの皆様、選手、滋賀で携わった関係者の皆様に感謝を伝えたいです。皆さんとの時間はとても楽しい時間でした」
「ここでの4年間での経験を楽しむことができました。もちろん、誰もがチャンピオンシップに行くチームになりたいと思っていたと思います。昨シーズンはチャンピオンシップ出場まであと一歩まできたチームだったかと思います。ですが、残念な事にパンデミックが起こり、たくさんの逆境を乗り越えたと思いますが、その夢も閉ざされてしまいました」
「皆様の今後のご活躍を願っております。お別れを伝えないといけない事はとても辛いですが、クラブとして今まで積み上げてきたものを、後藤敬一会長・釜渕俊彦社長が先頭に立ち、今後も皆様が待っているチャンピオンシップという目標に向けて引っ張っていって下さる事でしょう」
「ブースターの皆様にはとても感謝しております。特にホームゲームでは素晴らしい声援で後押しをして下さりました。また、私と妻のラニにとっても特別なものでした」
「チームスタッフの皆様にも感謝しております。そして、ボランティアスタッフの皆様にも。あなた達の存在は欠かせませんでした。なかなかボランティアスタッフの皆さんへ感謝の気持ちを伝える場面がないですが、この場をお借りして、感謝の気持ちをお伝えしたいです。皆様の力なしでは、素晴らしいホームゲームの雰囲気を作る事はできなかったでしょう」
「お別れになりますが、またこの先もお会いする事になるでしょう。滋賀の皆様、ありがとうございました! これからも愛しています」
なお、クラブは2021-22シーズンより、デニスヘッドコーチが名古屋ダイヤモンドドルフィンズの指揮官に就任することも公式Twitterで発表している。
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