八村塁

8位でのプレーイントーナメント進出の可能性も

ウィザーズのプレーイントーナメント進出マジックが1の状況で迎えたキャバリアーズ戦。前半を2点リードで終えたウィザーズは第3クォーターに33-20と突き放すと、そのままリードを保ち120-105で勝利。プレーイントーナメント進出を確定させた。

ハムストリングを痛めたブラッドリー・ビールが欠場し、ハウル・ネトも左ふともも裏の張りのため欠場となったが、ラッセル・ウェストブルックがオフェンスを牽引した。ウェストブルックは両チーム最長となる40分間コートに立ち続け、21得点12リバウンド17アシストを記録し、今シーズン37回目のトリプル・ダブルを達成した。

ミスも多いウェストブルックだが、この試合では17アシストと得点に直結するパスを供給し続けながらも、ターンオーバーはわずかに1と安定感のあるパフォーマンスを見せた。7人が2桁得点を挙げるバランスアタックで快勝した。

八村塁は速攻やジャンプシュート、ゴール下での合わせなど様々なフィニッシュ方法で14得点を記録し、ウェストブルックに次ぐ34分間コートに立ち続けた。第2クォーターにはディフェンスリバウンドからボールをプッシュし、そのまま左手で豪快なダンクを叩き込むコースト・トゥ・コーストを決めた。

10位内を確定させたウィザーズは9位ペイサーズ、8位ホーネッツとのゲーム差を0.5に縮めた。さらに最終戦はホーネッツとの直接対決が組まれているため、8位でのプレーイントーナメント進出の可能性も残している。