セブンティシクサーズ

先発とベンチが噛み合い勝利

現地5月8日、セブンティシクサーズはホームでピストンズと対戦し、ジョエル・エンビードが29得点、タイリース・マクシーが22得点、トバイアス・ハリスが18得点、ドワイト・ハワードがベンチから19得点14リバウンドを挙げて、118-104で勝利した。

ベン・シモンズ(腰)とセス・カリー(臀部)が欠場しながら8連勝のシクサーズは、東カンファレンス首位確定に前進した。

ヘッドコーチのドック・リバースは「我々にはMVPだけではなく、優れた選手が多い。グループとして成功を収められている」とコメントし、今シーズンのMVP候補であるエンビードだけでなく、チーム全員の力を称えている。「ウチは選手層が厚いチームで、仮に11人でローテーションを回すことになっても驚きはしない。それだけの選手が集まっているからね」

エンビードは、オフェンスで勝利に貢献したキャリア1年目のマクシーについて「ポテンシャルを秘めた選手なのは知っていた」と語った。「努力しているし、彼はハードワーカーだ。今日の試合でも実力を証明してくれた。彼は出番が来るのを待ち続けて、チャンスをもらった試合で結果を残した」

ベテランのハワードも「彼のことはマッドマックスと呼んでいるんだ」とマクシーの活躍を喜んだ。「試合のリズム、感覚をつかめていると思う。今シーズンはサマーリーグがなくて練習も十分じゃないから、ルーキーにとっては大変なシーズンだけど、彼はステップアップして良い仕事をしたよ。誇りに思う」

また、ハワードは試合中にジョージ・ヒルとチームにとって良いプレーをするためにどうすればいいかを話していると言う。「スペーシング、ピック&ロール、それにジョエルがイージーな形で点を取れるようにどうすればいいか、そういう話をしている」

先発、ベンチともにステップアップし、きっちり勝利をモノにできているシクサーズは、盤石の状態でプレーオフを迎えられそうだ。