「常に自分がMVPと思ってやっている。それだけの自信がある」
現地5月3日にペリカンズと対戦したウォリアーズは、ステフィン・カリーが18本中8本の3ポイントシュートを含む41得点8アシスト、ドレイモンド・グリーンも10得点13リバウンド15アシストのトリプル・ダブルのパフォーマンスでチームを引っ張り、123-108で勝利した。
西カンファレンス8位まで順位を上げているウォリアーズは、11位のペリカンズと4ゲーム差をつけているため、よほど調子を落とすことがなければプレーイントーナメント進出は固い。
一時はプレーイントーナメントすら出場できないと思われたチームを支えているのは、エースのカリーだ。ペリカンズ戦後に指揮官のスティーブ・カーから「今日のようなプレーは、彼にとってルーティンだよ」と絶賛されるほど信頼が厚い。カリーも「期待に応えないといけないね」と試合後のインタビューで答えた。
4月以降は6試合で40得点超えを記録するなど、終盤になって調子を上げているカリーは「自信を持ってやれている」ともコメントした。シーズンMVP候補にも急浮上するほどのプレーを続けられているのもエースとしての責任感、そして自分に自信があるからに他ならない。
カリーは「常に自分がMVPと思ってやっている。それだけの自信がある」と力強く語った。「今の状態を維持して、やるべきことを楽しみながら自信を持ってやる。今は目の前の試練を楽しめているんだ。チームが目指す形になるためにも、今シーズンは自分がやらないといけない。今シーズンを意味のあるものにしたいと思っている」