「私たちのゴールは、誰もが取り組むべき『平等な機会』に焦点を当てること」
ベン・シモンズが母国オーストラリアのザ・ウールマーク・カンパニーとコラボレーションし、高機能なメリノウールを使用した限定Tシャツを制作した。
ザ・ウールマーク・カンパニーは、世界中で羊毛の研究開発や啓もう活動を行う非営利団体で、過去にはプラダやアレキサンダー・ワンなど多くのファッションブランドとコラボレーションし、羊毛の良さを多くの人に知ってもらうためのマーケティング活動も行っている。
このメリノウール100%のTシャツは、肌触りが良い生地はもちろんのこと、天然の体温調整機能を持ち、さらには100%再生可能で土に還るなど、高機能性とサステナビリティ、高いファッション性を一つに融合したものとなっている。
デザインはシモンズ自身が考えたもので、『#equalize』(平等化)というスローガンが様々な言語で書かれている。 これは、平等な未来への障壁を取り除くために存在する慈善団体『ベン・シモンズ・ファミリー・ファウンデーション』(BSFF)の価値観である『Do it with Heart』(心で導き、正しいことを行い、すべてが繋がっていることの価値を大切にする)から生まれたものだ。
シモンズは言う。「この商品にかかわる私たちのゴールは、誰もが取り組むべき『平等な機会』に焦点を当てることです。私たちは、人々の平等な機会を奪う人種差別の影響に関する認識を広め、既存の問題に挑戦する人々やそのためのリソースを支援したいと考えました」
「オーストラリア産のメリノウールを採用したのは、サステナブルな方法でエシカルに生産された繊維であると同時に、非常に高い品質を備えているからです。メリノウールは、肌触りが良く、耐臭性があり、体温調節機能もあり、素晴らしいドレープ性も備えています。私にとって、ラグジュアリーかパフォーマンスのどちらかを取るといった妥協は許されません。 私はこのような素材がオーストラリアで生産されていることを誇りに思っており、メリノウールという素材を選ぶのは私にとって自然なことなのです」
このTシャツは『HBX.com』にて4月29日より発売され、収益はすべてBSFFへ寄付される。