ルー・ウィリアムズ

「全く点が取れないこともあった。でも、自信は絶対に揺らがない」

現地4月25日に行われたバックスvsホークスの一戦。ボグダン・ボグダノビッチが32得点、ルー・ウィリアムズが第4クォーターだけで4本の3ポイントシュートを含む15得点を記録したホークスが、111-104で勝利した。

ウィリアムズはシュートタッチ、リズムをつかめず、第4クォーターまでは無得点だった。しかし、この試合で1本目の3ポイントシュートを残り6分59秒に決めると、スコアラーとしての感覚を完全に取り戻して、オフェンスをリードした。ウィリアムズの活躍もあり、ホークスは第4クォーターを41-26で圧倒して勝利を収めた。

ウィリアムズは試合後のインタビューで「遅れてすまない、渋滞にハマってしまってね」と、独特の言い回しでこの日のパフォーマンスを表現した。

その後の会見でも「今日より酷いゲームも経験している。全く点が取れないこともあった。でも、自信は絶対に揺らがない」とコメント。「自分のようなスコアラーの場合は、シュートが1本決まってくれたら、そこから10本連続で決められるんだ。今日はチームとしてシュートを決められた。自信を持ってやれている以上、試合に勝てる可能性が生まれる」

東カンファレンスの4位争いを繰り広げているホークスは、9連勝中のニックスと34勝27敗で並んだ。次戦からは敵地3連戦が組まれており、ピストンズ、そして東カンファレンス2位のセブンティシクサーズとの連戦が行われる。7位のヒートまではわずか2ゲーム差以内にひしめき合っているため、負けられない試合が続く。レギュラーシーズンの勝負どころを迎え、これからも要所で頼もしいベテランのウィリアムズの活躍が期待される。