「試合に勝つ方法を見つけないといけない」
クリッパーズは現地4月23日に敵地でロケッツと対戦し、109-104で勝利して連勝を4に伸ばした。
4連勝で西カンファレンス2位のサンズとのゲーム差を0.5に縮めたとはいえ、この日はリーグ最下位のロケッツに苦しめられた。特に第3クォーターは、3ポイントシュート6本中0本、フィールドゴール22本中5本成功とオフェンスに精彩を欠いて11得点に留まり、今シーズンの単一クォーターでの最小得点を記録した。それでも、切り替えて挑んだ第4クォーターはレジー・ジャクソンとポール・ジョージを起点にオフェンスを展開して33-24で上回り、勝利を収めた。
今シーズンの途中でロケッツを退団し、クリッパーズに加わったデマーカス・カズンズは、ベンチから11得点8リバウンド2アシストを記録して勝利に貢献。カズンズは試合後のインタビューで「このチームには素晴らしい選手が揃っているし、一員でいられることに感謝している。チームの目標は優勝。自分も勝つためにこのチームでプレーしている」と語った。
33得点14リバウンドを記録したジョージは「いつも良い形で勝てるとは限らない。試合に勝つ方法を見つけないといけない」と言う。「ウチを苦しめたロケッツを称えるべきだ。それでも、前に進むというメンタリティを失ってはいけない。その気持ちを意識してプレーした」
2日続けての連戦が増えているスケジュールに関して、ジョージは「最近は2日続けての連戦が頻繁に組まれていて、今シーズンで一番厳しい状況だ。でも、全チームが直面していることだし、スケジュール面で有利なチームがいるわけでもない」とコメントした。 連戦が続き、心身ともに疲弊しているクリッパーズは、ここで小休憩を取り、中2日を挟んで現地26日に敵地でペリカンズと対戦する。