トレイ・ヤングは「コーチのために勝ちたかった」
現地4月18日にホームでペイサーズと対戦したホークスは、4選手が20得点超えを記録し、129-117で勝利した。
第1クォーターの残り3分20秒の時点で30-10と20点のリードを奪ったホークスが圧勝するかと思われた。しかし、66-57で迎えた後半からペイサーズの反撃を受ける。リードを広げたいホークスに対して、粘りを見せたペイサーズが食らいつき、第4クォーター残り5分9秒には、ドマンタス・サボニスにフックショットを許し105-105の同点に追いつかれた。しかし、ここからホークスはケビン・ハーター、ボグダン・ボグダノビッチの3ポイントシュート、クリント・カペラのレイアップで117-109に点差を広げ、粘るペイサーズの心を折ることに成功した。トレイ・ヤングが34得点、カペラが25得点24リバウンド、ハーターとボグダノビッチがそれぞれ23得点で勝利に貢献した。
ヤングは試合後のインタビューで、暫定ヘッドコーチとして指揮を執るネイト・マクミランが昨シーズンまで率いたペイサーズ戦ということもあり、「コーチのために勝ちたかった」とコメントした。「試合序盤からしっかりゲームプランを実行できていたし、それを信じていたから勝負を決められたよ。前の試合で負けていたし、今日はコーチのためにも勝ちたかった。チームにとって大きな1勝だね」
インサイドでの活躍が目立ったカペラは、チームのシューターを称賛。「お互いに助け合っていると思う。時には僕が相手の注意をインサイドで引きつけることで、彼らがオープンな状態でシュートを打てるし、逆にファストブレークから僕がオープンな状態でダンクを決めることもある。チームワークだよ。今日の試合では、僕にプラスに働いただけさ」
ホークスは東カンファレンス4位をキープしているが、すぐ後ろには6連勝中のセルティックスとニックスが迫っている。4年ぶりのプレーオフ進出を確実なものにするためには、カペラの言うチームワークが欠かせない。